賃貸物件を借りるときに必ずおこなうのが賃貸借契約です。
この契約は簡単なものではなく、不動産という財産を借りるための契約ですのでさまざまな必要書類があります。
この記事では印鑑証明書、戸籍謄本、住民票の三つに絞って必要理由と入手方法についてご紹介します。
いまさら聞けない賃貸借契約の必要書類についてぜひ参考にしてください。
賃貸借契約に印鑑証明書が必要な理由とは?
印鑑証明書とは、印鑑がその人のものだということを証明するための書類です。
賃貸借契約を結ぶ本人ではなく、保証人となってくれる方の印鑑証明書を契約時に提出する必要があります。
保証人とは、契約者が家賃の未払いなどしてしまったときに、代わりに支払いをするなど保証をしてくれる方を指します。
つまり、保証人となってくれる人がいるからこそ、借主を信用して契約することができるのです。
その保証人がきちんと意思をもって保証人になりましたよと証明するために印鑑証明書が必要なのです。
保証人の印鑑のみであれば、勝手に持ち出されて印鑑を押されてしまう可能性もあります。
そうではなく同意の上で保証人になってもらった証明として、印鑑証明書の提出を求めるのです。
印鑑証明書は住民票のある役所で発行することができます。
もし保証人の方が印鑑登録をしていない場合には、先に印鑑を登録してもらってから、証明書の発行となります。
賃貸借契約に戸籍謄本が必要な理由とは?
賃貸借契約時の必要書類として戸籍謄本を求められることがあります。
実際には必要ない場合もあるのですが、求められる場合もありますので確認しましょう。
何に使用するのかと聞かれても、とくに必要のないものです。
人権侵害として戸籍謄本の提出を求めないことも増えたようですが、昔の名残で提出を求められることがあるのです。
発行手順としては本籍地のある役所にいくことで発行してもらえます。
本籍地が遠い場合は郵送で取り寄せることもできますので問い合わせてください。
賃貸借契約に住民票が必要な理由とは?
賃貸借契約時に住民票が必要書類とされる理由は、主には本人確認のためです。
免許証や保険証には記載されていない情報も載っていますので、照らし合わせる意味でも提出を求められます。
住民票の発行手順としては住所のある役所に行くことで発行してもらうことができ、簡単です。
しかし、住民票の発行にはパターンがいくつかあります。
基本的には契約者自身の情報が載っていれば良いので、本人のみ記載のもので十分です。
しかし、家族での引っ越しの場合は世帯全員分のものを準備しましょう。
そして、マイナンバーの記載はしないように。
マイナンバーが載っている住民票は不動産会社は受け取ることができないからです。
まとめ
賃貸借契約には必要書類がいくつかあります。
今回ご紹介したのはどれも簡単に手に入るものですので、まとめて準備すると良いでしょう。
住民票の発行時にはマイナンバーの記載や全部載せ、一部載せに注意して発行することを気を付けましょう。
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