江戸時代に「尾張名古屋は城で持つ」と謳われたように、名古屋市のシンボルといえばやはり中区にある名古屋城ではないでしょうか。
徳川家康が1610(慶長15)に築城して以来、400年以上の時を経て今に伝わります。
今回は、名古屋城の歴史や特徴、天守閣や本丸御殿などの見どころについてご紹介します。
名古屋市中区にある名古屋城の歴史や特徴とは?
名古屋城は、天下分け目の関ヶ原の戦いに勝利した徳川家康が、豊臣大坂城への備えとして築かせました。
築城は1610(慶長15)年に始まり、2年後にほぼ完成を見たといいます。
三の丸の南には碁盤目状の城下町が設けられ、現在の名古屋市発展の礎となりました。
名古屋城には、2018年に名勝に指定された「二之丸庭園」、重要文化財に指定されている「西南隅櫓」など見どころが数多くありますが、なかでもおすすめのスポットはやはり天守閣でしょう。
天守閣は、1612(慶長17)年に完成した5層5階地下1階の構造で、城郭のなかでは史上最大級の延床面積を誇ります。
1945(昭和20)年の戦災で焼失してしまいましたが、戦後、鉄骨鉄筋コンクリート造で再建され、その威容をいまに伝えています。
現在は施設の老朽化や耐震強度の不足などへの対応で閉館中ですが、頂に輝く雄と雌一対の金鯱(2代目)は健在です。
「天守閣に入れなかったのは残念だったけど、立派な金鯱を見られてよかった」「天守閣以外にも見どころがあり、大満足」といった口コミも聞かれます。
また、春は桜、秋は紅葉と四季折々の風景を楽しめる点も、名古屋城の特徴です。
名古屋城の本丸御殿の特徴や見どころ
天守閣と並ぶ見どころとなっているのが、本丸御殿です。
本丸御殿は1615(慶長20)年、尾張藩主の住居兼藩の政庁として建てられました。
1930(昭和5年)、天守閣とともに国宝第1号に指定されましたが、1945(昭和20)年の空襲で焼失してしまいます。
しかし2018(平成30)年、当時の史料をもとに復元され、400年前の姿が現代によみがえりました。
本丸御殿の総面積は3,100㎡で、13棟の建物と30を超える部屋で構成されています。
初代尾張藩主・徳川義直との謁見に用いられた「表書院」、江戸幕府3代将軍・徳川家光が宿泊するために増築された「上洛殿」など、贅を凝らした各部屋を見ると、思わず息を呑んでしまうほどです。
●所在地:愛知県名古屋市中区本丸1-1
●営業時間:9時~16時30分(本丸御殿への入場は16時まで)
●定休日:12月29~1月1日(催事等により変更の可能性あり)
●アクセス方法:地下鉄名城線「市役所駅」より徒歩5分
●駐車場:あり
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まとめ
名古屋市中区にある名古屋城は、名古屋を代表する観光スポットです。
戦後に再建された天守閣(現在は閉館中)や、2018(平成30)年に復元された本丸御殿など見どころも数多くあります。
ぜひ名古屋城に足を運び、悠久の歴史を感じてみてはいかがでしょうか。
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