自宅の近くに美術館や博物館があると、日常的に芸術に触れる機会が増えるため、憧れる方も多いでしょう。
名古屋市には、陶磁器やテーブルウェアの数々やその製作工程を見られる、「クラフトセンター・ノリタケミュージアム」という施設が存在します。
そこで今回は、名古屋市西区にお住まいを検討されている方に向けて、クラフトセンター・ノリタケミュージアムについてご紹介します。
名古屋市西区にあるクラフトセンター・ノリタケミュージアムの概要
クラフトセンター・ノリタケミュージアムは、愛知県名古屋市西区に位置するボーンチャイナ(骨灰磁器)の製造工場と美術館です。
施設の1階と2階にあるクラフトセンターでは、ボーンチャイナと呼ばれる磁器の生地製造から絵付けまで、作業工程をじっくりと観察できます。
また、3階と4階にあるノリタケミュージアムでは、世界最大級の高級磁器メーカーであるノリタケカンパニーの、明治から昭和初期のノリタケ製品が飾られています。
3階には企画展示コーナーも併設されており、何度訪れても飽きさせない工夫と魅力が溢れる施設です。
●所在地:愛知県名古屋市西区則武新町3-1-36
●営業時間:10:00~17:00
●定休日:月曜日、年末年始
●アクセス方法:JR名古屋駅から徒歩15分 近鉄・名鉄から徒歩20分
●駐車場:隣接施設の駐車場利用可
名古屋市西区のクラフトセンター・ノリタケミュージアムの楽しみ方
クラフトセンターで作られるボーンチャイナは、原料に牛の骨が加えられた製品のことで、その特徴は際立った白さと光の透過性です。
クラフトセンターでは、このボーンチャイナの製造過程を実際に間近で体験でき、製造に必要な機械や磁器を焼成するガス窯などを観覧できます。
ボーンチャイナへの熟練の職人による絵付けが見られるだけでなく、2階の体験コーナーでは実際にボーンチャイナ製品に絵付け体験することも可能です。
また、クラフトセンター・ノリタケミュージアムの楽しみ方はこうした体験だけではなく、展示室にも隠されています。
4階展示室に飾られる「オールドノリタケ」は、ノリタケ製品の中でも豪華できらびやかであることが大きな特徴です。
オールドノリタケは第二次世界大戦以前に製造されたノリタケ製品のことを指し、世界中にコレクターが多い品々です。
ノリタケミュージアムでは、創業から現在に至るまでのテーブルウェアに加え、独立型の展示台に飾られた大花瓶などを、心ゆくまで鑑賞できます。
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