「とんかつ」といえば、ソースをかけて食べるのが一般的ですよね。
ですがソースではなく、味噌ベースのタレがかかった「味噌カツ」という料理が名古屋をはじめ東海地方に存在しているのはご存知でしょうか?
今回は味噌カツの魅力について、その歴史や味噌カツを食べることができる有名店を2件ご紹介します!
味噌カツってどんな食べ物?どんな特徴があるの?
「味噌カツ」とは、八丁味噌などの豆味噌をベースに、出汁や砂糖など店によってさまざまなものを加えた味噌ダレをとんかつにかけた料理です。
今では名古屋名物として有名で、「名古屋めし」とも呼ばれる名物料理となっています。
味噌カツをご飯の上に乗せた「味噌カツ丼」をはじめ、パンにはさんだ「味噌カツサンド」や気軽に食べられおつまみとしても人気の「味噌串カツ」などの種類があります。
では、味噌カツはどうやって誕生したのでしょうか。
味噌カツの歴史についてご説明します。
一説によると、終戦後の屋台で飲んでいたお客さんが、串カツをどて鍋の味噌に浸して食べてみたところ美味しかったとこの食べ方が広まりました。
その後、とんかつに合う味噌ダレが完成し「味噌カツ」として商品化されました。
名古屋の飲食店でとんかつを注文すると、ソースか味噌を選択することができる店も多いんですよ。
名古屋市中区で味噌カツが楽しめるお店をご紹介!
今では多くの人に愛されている「味噌カツ」ですが、名古屋には専門店も多く存在しています。
その中で今回は2件ご紹介します。
みそかつ矢場とん 矢場町本店
「矢場とん」は、ガイドブックには必ずと言っていいほど掲載されている、言わずと知れた味噌カツの超有名店です。
全国に店舗を構えていますが、名古屋市中区にある矢場町本店には、地元の人から観光客、出張中のビジネスマンなど多くのお客さんなど毎日賑わっています。
わらじほどの大きさがある「わらじとんかつ」、柔らかくて食べやすく女性にも人気の「ひれとんかつ」、熱々の鉄板の上にのったとんかつに仕上げとしてかける味噌ダレが香ばしい「極上リブ鉄板とんかつ」などが人気メニューです。
●所在地:名古屋市中区大須 3-6-18
●地下鉄矢場町駅、上前津駅より各徒歩5分
味処 叶
味噌カツ発祥の店 味処 叶(かのう)は栄の路地裏に佇む創業昭和24年の昔懐かしい雰囲気のお店です。
ミシュランガイド2019にも掲載されています。
看板メニューの「元祖味噌カツ丼」は味噌カツの真ん中に卵が乗っていて、味噌ダレと卵がとんかつに絡んで何とも言えない美味しさが楽しめます。
多店舗展開していないので、ココに行かないと食べることができない、毎日行列が絶えない人気店です。
●所在地:愛知県名古屋市中区栄3丁目4-110
●アクセス方法:地下鉄栄駅より徒歩3分
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