利便性がよいことで知られる名古屋市中区・西区・中村区は、子育てがしやすく暮らしやすい地域として有名です。
そんな地区でお得に新生活を始めたい人に、フリーレントの賃貸物件についてご紹介しましょう。
なぜ家賃を払わなくてよい期間があるのか、その仕組みやメリット・デメリット、注意点などをまとめました。
フリーレントの賃貸物件とは?家賃が無料になる仕組みを紹介
フリーレント物件とは、家賃がかからない期間がある物件のことをいいます。
どのくらいの期間無料になるのかは物件によりますが、1~2か月分のケースが多いです。
家賃収入がなくなる期間があることは、貸す側にとってはメリットがないように感じます。
しかし、フリーレントという条件を付けるのは、なかなか借り手が見つからない物件です。
空室の期間が長くなるほど家賃収入が得られなくなるため、借り手を見つけるために家賃の値下げを検討しなければならなくなります。
その部屋だけ家賃を値下げすることにはいろいろと問題がありますが、フリーレントなら家賃表示を変えずに済むため、ほかの入居者に知られてトラブルになるという心配もありません。
フリーレントの賃貸物件とは?メリット・デメリットと注意点を紹介
フリーレントの賃貸物件を選ぶことは借り主にとって「初期費用を抑えられる」というメリットがあります。
賃貸物件を契約する際には先に翌月分までの家賃を支払うことになるので高額な初期費用がかかりますが、フリーレントならそれを節約できるだけでなく、前に住んでいた物件との二重家賃が発生するのを防げます。
また、多くの場合は家賃が発生する前に急いで引っ越すための準備を始めますが、家賃が発生するのはまだ先のことなので、時間をかけて引っ越し準備をすることも可能になるのです。
物件が少なくなる引っ越しシーズンを避け、その1~2か月前にフリーレント物件を探すという方法もよいでしょう。
ただし、フリーレント物件には「必ず〇年は住むこと」という契約期間が決められています。
もし途中で解約した場合は違約金が発生するのが1つの注意点です。
さらに、フリーレント物件はそもそも数が少ないというデメリットもあります。
フリーレントにこだわりすぎて満足できる物件に住めず、後悔することになった例も少なくありません。