賃貸物件のベランダはあまり広くないため、「洗濯物を干す以外には使っていない」という人も少なくありません。
しかし、ベランダは室内からも見えるスペースなので、工夫しだいでおしゃれに活用することも可能です。
今回は、賃貸物件のベランダを上手に活用する方法や注意点をご紹介しましょう。
賃貸のベランダを活用する方法3選
ベランダをお洒落に活用したい人におすすめなのが、カフェテラス風にアレンジする方法です。
コンクリートがむき出しの状態になっている床にウッドデッキや人工芝を敷くだけで、雰囲気がガラリと変わります。
そこに折り畳みのイスとテーブルを設置し、テーブルの上にはお気に入りのクロスをかけてみるとよいでしょう。
イスとテーブルは普段たたんでしまっておけば、ベランダに洗濯物を干すことも可能です。
また、ガーデニングスペースとして活用する方法もあります。
木材の棚などを設置して植物をレイアウトすれば、室内からの眺めも最高です。
ベランダが狭くてプランターなどを置く場所がない場合は、壁掛けタイプのものを選ぶとよいでしょう。
小さな子どもがいる家庭では、ビニールプールを置くなどして子どもが遊べるスペースにしてしまう方法もあります。
シャボン玉をして遊ぶなど、ほんの少し外に出たいときに最適です。
賃貸のベランダを活用する際に知っておきたい注意点
ベランダは共用部分であり、万が一の際にはほかの部屋の住人にとっての避難経路にもなります。
そのため、いざというときに避難経路をふさぐことがないようにしなければなりません。
ウッドデッキを敷く際は、避難はしごの上に重ならないようにするなど、確認した上でベランダに設置するようにしてください。
また、小さな子どもがいる家庭の場合、イスやテーブルを設置する際は十分注意しなければなりません。
子どもがイスやテーブルにのぼってベランダの手すりを乗り越えてしまう危険があります。
子どもが一人でベランダに出ないようにする、使うとき以外は子どもの手が届かない場所にしまっておくなどしましょう。
子どもを遊ばせるスペースとして活用する場合は、近隣住民に迷惑がかからないように気をつけることも大切です。
騒音でトラブルになることも多いため、遊ばせる時間帯などには配慮しましょう。